東京で反原発デモ

La Vanguardia 10/04/2011 - 15:32hラ・バングァルディア(スペイン) 2011/4/10 – 15h32

http://www.lavanguardia.es/internacional/20110410/54138686011/manifestacion-en-tokio-contra-las-centrales-nucleares.html

日本の首都で17000人以上が、民生利用の原子力として日本史上最大の災害を起こした原発に反対する集会に集まった。

東京(ヨーロッパ・プレス電)―この日曜日(4月10日)、およそ17500人が二つの異なったデモ・集会に参加して、民生利用の原子力としては日本史上最悪の災害を起こした福島第一原発をはじめとする、原子力発電所に反対を唱えた。

共同通信社によれば、高円寺駅周辺で行なわれた第一のデモには、この地域の商店主と住民のインターネット上のツイッターによる呼びかけに応じて集まった1万5000人ほどが参加した。

「このデモはツイッターで知りました、もう原発は止めるべきだ」と、2歳と6歳の子供とともにこのデモに参加したカミヤマ・タカシは語った。「この子たちのために出来るかぎりのことをするつもりです」と言う。呼びかけ人の一人である松本哉は、インターネットを通じたインフォーマルな呼びかけが、大きな組織の支持もなしに成功を収めたことを強調する。

「インターネットを通じて手を結べば、私たちは大きな力を持つことができるんです」と松本は言う。一方、港区の芝公園では、およそ2500人が浜岡原発の停止を求めて集会に集まった。この浜岡原発は、地球物理学者たちが大地震震源地となることを予測している、静岡県に位置している。

「いまや、原子力発電所が人間の手に負えないのは明らかです」とデモ参加者の一人、写真家のトダカ・ゲンタロウは語った。「私たちは、なかでも最も危険な浜岡原発の閉鎖と、各地で原子力発電所建設計画を推進するために展開されているキャンペーンを止めるよう求めています」。


(trad. KO)


2000人以上が名古屋近郊、東京から南西に200kmの浜岡原発の閉鎖を求めた。発電所は、将来、大地震が予想されている地域で、二つの大陸プレートの活断層の上に立てられている。(写真EFP)

参考1):浜岡原子力発電所Wikipedia)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%9C%E5%B2%A1%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80

参考2):「最も危険」とされる浜岡原発で戦いが再燃(英・ファイナンシャル・タイムズ4/7日付記事翻訳)http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5825

参考3):渡辺満久「原子力関連施設周辺における活断層評価への疑問」http://www.soc.toyo.ac.jp/socio/manq-file/query.pdf